@article{oai:ouj.repo.nii.ac.jp:00007435, author = {濱田, 嘉昭 and 新, 佐依子 and Hamada, Yoshiaki and Shin, Saeko}, journal = {放送大学研究年報, Journal of the University of the Air}, month = {Mar}, note = {分子のキラリティーは生命の基本的な役割を担っている。アミノ酸や糖には二つの立体化学的な異性体が存在する。すなわち、左手と右手の関係の構造である。これらの光学活性の性質をそれぞれ、円偏光二色性および施光性という。円偏光二色性の理論的基礎についてまとめた。これらは古典的な電磁気学と現代の量子力学によって基礎づけがなされており、電気双極子遷移モーメントと磁気双極子遷移モーメントの内積がゼロでない値を持つことが、光学活性の発現に必要であることを示している。両理論の結果を比較し、導出された式の関係づけを行った。  本論文の最後には、著者らが行った振動円偏光二色性実験の予備的な結果を述べた。環状分子を用いて、純理論計算による実測スペクトルの予測と解釈の性能を検討した。また、アミノアルコールを用いた実験では、多数の立体配座の存在と水素結合がある分子系の溶液構造を研究する際に、振動円偏光二色性を用いることの潜在的可能性を検討した。}, pages = {113--143}, title = {振動円偏光二色性分光法 : キラル分子を調べる方法}, volume = {19}, year = {2002}, yomi = {ハマダ, ヨシアキ and シン, サエコ} }