@article{oai:ouj.repo.nii.ac.jp:00007467, author = {大橋, 理枝 and Ohashi, Rie}, journal = {放送大学研究年報, Journal of the University of the Air}, month = {Mar}, note = {Singelis,Triaitdis,Bhawuk,及びGelfand(1995)によって作成された縦型/横型―個人主義/集団主義尺度を用い、日本人大学生及びその親とアメリカ人大学生及びその親に質問紙調査を行った。その結果、子世代と親世代を分けずに日米比較を行った場合、縦型集団主義・横型個人主義・横型集団主義尺度ではいずれもアメリカの調査協力者の得点の方が日本の調査協力者の得点よりも高かった。また、日米を分けずに世代間比較と行った場合、子世代の方が親世代よりも縦型個人主義尺度の得点が高かった。世代別に日米比較を行うと、子世代では全ての尺度でアメリカ人の調査協力者の得点が日本の調査協力者の得点を上回ったが、親世代では横型個人主義尺度及び横型集団主義尺度においてのみ、アメリカ人の調査協力者の得点が日本の調査協力者の得点よりも高かった。一方国別に世代差を比較すると、有意差がみられたのは日本では横型集団主義尺度のみ、アメリカでは縦型個人主義尺度のみであり、いずれも子世代の得点の方が親世代の得点より高かった。4つの尺度それぞれを従属変数とし、国別と世代別を独立変数として分散分析を行った結果、交互作用が有意に見られたのは横型集団主義尺度のみであった。調査協力者数が少なかったために、この調査から確定的な結論を出すことは不可能であるが、「アメリカ人は個人主義的、日本人は集団主義的」とされる「了解」に反する結果が出た理由をはっきりさせるためには、今後更に多くの調査協力者からデータを集め、期を改めて再度調査を行う必要があると思われる。}, pages = {101--110}, title = {日本人・アメリカ人の縦型/横型-個人主義/集団主義 : 日米差と世代差について}, volume = {22}, year = {2005}, yomi = {オオハシ, リエ} }