@article{oai:ouj.repo.nii.ac.jp:00007493, author = {大橋, 理枝 and Ohashi, Rie}, journal = {放送大学研究年報, Journal of the University of the Air}, month = {Mar}, note = {放送大学の学生350名に、横型/縦型―個入主義/集団主義尺度(Singelis, Triandis, Bhawuk, & Geifand,1995)に回答して頂き、その結果を分析したところ、横型個人主義尺度及び横型集団主義尺度の得点が高く、縦型個人主義尺度及び縦型集団主義尺度の得点が低いことが分かった。データーを、性別、調査実施学習センターが南関東であるか否か、及び年齢層別で分けて比較したところ、いずれの場合も同様の結果が出たことから、この傾向はかなり安定したものなのではないかと推測された。尺度別に主効果をみると、縦型個人主義尺度及び横型個人主義尺度では男女差が、横型集団主義尺度では年齢層による差が、縦型集団主義尺度では男女差及び年齢層による差が、あることが分かった。学習センター所在地が南関東であるかそれ以外の地域であるかによる差はいずれの尺度においてもみられなかった。また、交互作用としては、横型個人主義尺度の得点は学習センター所在地が南関東であるかそれ以外の地域であるかによって年齢層ごとの得点の傾向が異なり、横型集団主義尺度の得点は男性と女性との間で年齢層ごとに得点の傾向が異なることが分かった。全体を通して横型個人主義尺度及び横型集団主義尺度の得点が高く、縦型個人主義尺度及び縦型集団主義尺度の得点が低いということは、これまでに行われた異なる調査協力者に対して同じ質問項目を用いて行った調査の結果とも類似しており、今圓の結果もこれまで言われてきた日本社会の集団主義性に対して疑問を投げかけるものとなった。}, pages = {93--100}, title = {縦型/横型─個人主義/集団主義の性差・地域差・年齢差について : 放送大学生の場合}, volume = {24}, year = {2007}, yomi = {オオハシ, リエ} }