@article{oai:ouj.repo.nii.ac.jp:00007544, author = {佐藤, 仁美 and Satoh, Hitomi}, journal = {放送大学研究年報, Journal of the Open University of Japan}, month = {Mar}, note = {本研究は、色彩コラージュ表現に、理論と実践からアプローチするものである。マティスは、晩年、「色でデッサンする」ことを行っていたが、これは、究極のコラージュ表現とも言うことができる。台紙という空間に、色だけでどこまで表現できるものなのか、検討を試みた。  まず、理論的に、芸術学、建築学の視点から空間表現を考え、次に、表現された作品の構成・構造について、諸理論をまとめた。結果、投影的要素、構成的要素、部分と全体、形、色、構図などからアプローチしていく必要が導き出された。  実践編では、被験者による色彩コラージュ表現(円形台紙に、選んだ5色の折り紙を切り貼りしたもの)を、構成-構造、表現形態、形の面から分類を行った。色彩コラージュでは、マンダラ塗り絵の鑑賞法を取り入れ、表現パターンを観察した。  最後に、フィンガーペインティング・マンダラ塗り絵との比較を行い、色彩コラージュの特徴を示した。色彩コラージュは、創造性と想像性が要求され、平面でも立体でも、具象的にも抽象的にも、幅広く表現できる可能性の高い技法である。}, pages = {21--29}, title = {色彩コラージュにおける表現空間 : 構成・構造の視点から}, volume = {28}, year = {2011}, yomi = {サトウ, ヒトミ} }