@article{oai:ouj.repo.nii.ac.jp:00008695, author = {佐藤, 仁美 and SATOH, Hitomi}, journal = {放送大学研究年報, Journal of The Open University of Japan}, month = {Mar}, note = {本研究は、2020・2021年度学習戦略教育研究所研究課題報告の一環としての報告である。  2020年度は、心理臨床における実習系Web授業づくりを試みた。Web授業を受講した修了生にインタビューをしたところ、「関係構築の仕方」「五感の大切さ」「授業時間に付随する余暇の時間」「時間と空間の持ち方」「チームでの授業づくり」などの課題が見出された。そこで、2021年度は、「安全性を配慮しながらのつながりづくり」の可能性を追究し、Web授業期間に、オンライン交流の場を設けることを試みた。  その結果、新入生の大半が、まだ会えぬ仲間との授業外での交流を求め、授業外で互いを知る会う場を欲していることが分かった。その理由は、授業内容の確認のみならず、体験の共有、分かち合うことで相互理解につなげ、さらに学びを深めていくことにあった。  心理臨床の学びにおいては、知識を得るだけでは足りず、体験の積み重ねと、互いの体験共有が、大切である。また、対面であろうと、オンライン上であろうと、一人一人の臨床的枠組みの意識も重要であると考える。それは、Web授業に付随する交流の場でも同様に行うべきであろう。対面においては自然とできていた仲間との交流を、オンライン上でも構築していけるかが、当面の課題である。}, pages = {25--35}, title = {心理臨床における実習系Web授業づくりの試み ~交流の場の意味~}, volume = {39}, year = {2022}, yomi = {サトウ, ヒトミ} }