@article{oai:ouj.repo.nii.ac.jp:00008751, author = {関根, 紀子 and 奈良, 由美子 and 戸ヶ里, 泰典 and ICHINOSEKI-SEKINE, Noriko and NARA, Yumiko and TOGARI, Taisuke}, journal = {放送大学研究年報, Journal of The Open University of Japan}, month = {Mar}, note = {2020年に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大は、社会や経済へ多大な影響を与えた。 教育現場は遠隔授業に切り替えるなどの対応を迫られ、放送大学では、面接授業の閉講や遠隔授業への切り替え、学習センター等の大学施設の利用制限などを余儀なくされた。このような急激な社会や学習環境の変化は、放送大学生の学習に対する意識に何らかの影響を及ぼしているものと考えられる。そこで本研究は、COVID-19流行下における放送大学生の学習に対する意識について、大学に対する満足度、学習に対する意識や意欲、授業の履修選択時に関心を持つキーワード、の3つに着目して明らかにすることを目的とした。放送大学教養学部生を対象に、2021年8月(第1回調査)と2022年1月(第2回調査)にwebアンケート調査を行った。第1回調査では、層化無作為抽出法により抽出した8,000名に調査への参加を依頼し、3,613名(45.2%)から回答を得た。第2回調査では、第1回調査の回答者のうち2021年第2学期に在籍していた3,319名に依頼し、2,442名(73.6%)から回答を得た。このうち、両調査に回答した男女2,394名を分析対象とした。その結果、COVID-19流行下における放送大学に対する満足度は、全体的に低いものの女性で向上していることが示された。一方、学習に対する意識や意欲は男女ともに維持されており、女性は男性よりも意識や意欲が向上したことが明らかとなった。授業の履修選択時に関心を持つキーワードには 大きな変化は見られず、男女とも両調査で「健康習慣と行動」に高い関心を示した。本研究の結果は、COVID-19流行下における、学生の放送大学に対する満足度や学習意識を明らかにしたものであり、今後の放送大学の取り組みを考える上での基礎資料となることが期待できる。}, pages = {1--6}, title = {COVID-19流行下における放送大学生の学習に対する意識の変化}, volume = {40}, year = {2023}, yomi = {セキネ, ノリコ and ナラ, ユミコ and トガリ, タイスケ} }