@article{oai:ouj.repo.nii.ac.jp:00008752, author = {戸ヶ里, 泰典 and 井上, 洋士 and 大島, 岳 and 阿部, 桜子 and 細川, 陸也 and 高久, 陽介 and TOGARI, Taisuke and INOUE, Yoji and OSHIMA, Gaku and ABE, Sakurako and HOSOKAWA, Rikuya and TAKAKU, Yosuke}, journal = {放送大学研究年報, Journal of The Open University of Japan}, month = {Mar}, note = {目的:日本人HIV陽性者を対象とし、ストレス関連成長スケールの3因子モデルを検証すること、およびストレス関連の成長が精神的健康と身体的症状に及ぼす影響を確認すること、および、HIV陽性判明以降の時期によるストレス関連の成長と健康との関連の違いを検討することを目的とした。 方法:当事者参加型リサーチに基づいてオンライン調査法で実施されたHIV Futures Japanデータを用いた。2013年7月から2014年2月まで、および2016年12月から2017年7月まで、HIV陽性者であるWebユーザーに対して実施した。HIV陽性判明後の年数が明確であり、感染経路が性的であった1,422人を分析した。 結果:先行理論に基づきストレス関連の成長的変化は、自己認識、対人関係、人生観の3つの要素で構成された。 HIV陽性判明4年以上のグループでは、ロジスティック回帰分析とポアソン回帰分析において、すべての要素のポジティブな効果が示された。診断から4年未満のグループでは、自己認識のみで、有意な関連がみられた。HIV陽性判明後4年以上経過したグループでは、対人関係と自己認識のポジティブな成長が身体症状の少なさに関連した。HIV陽性判明後4年未満のグループでは、人生観との関連はみられなかったが、対人関係のポジティブな変化は、身体的症状の多さに関連した。 結論:HIV陽性者では、特に、他者との関係性のポジティブな変化を得ることが、回答者のメンタルヘルスや身体健康の良好さを生み出す上で重要であることがわかった。}, pages = {7--18}, title = {日本国内HIV陽性者におけるストレス関連成長と健康}, volume = {40}, year = {2023}, yomi = {トガリ, タイスケ and イノウエ, ヨウジ and オオシマ, ガク and アベ, サクラコ and ホソカワ, リクヤ and タカク, ヨウスケ} }